koza207’s diary

やがて80歳を向かえる 50歳の私を懐かしく振り返ることを想い始まった  とうに感傷の時はすぎてしまい いつ迄つづくのか続けられるのか?       

秋の香り2題


    < 今日の 花一番地 >
涼しい秋風と朝の冷気を受けてオシロイバナは益々色濃くなる
好事家から譲り受けたり自ら買求めたりと夢中で収集したものです
今は消え去るものは消え 一部を残して落着きを取り戻している
早朝花壇に立ち入った瞬間 強烈なオシロイバナの香りがする
この香りはまさに脂粉の香り 花に<脂粉>は不適切と思うが
夜を徹して虫を誘う為の匂いは植物であろうと<脂粉の香り>
仕掛けた香りに誘われ闇を飛び集まる虫たちの愚かさも見えて
寝ざめの朝嗅ぐにはいかにも強烈すぎて相応しくない・・・カオリ


朝夕の急な冷え込みにクーラーを落して窓を開けると
夏場には聞こえなかった様々な音が飛び込んでくる
窓外は結構うるさい・・・煩い日常が蘇ってきた
只一つ キンモクセイの香りが届く時だけ・・・ホッ
昨日団地の庭のキンモクセイの香りにつられて目をやると
さみしげに2,3輪だけ・・・後に続く蕾が付いてない
日照りにやられたキンモクセイは極端に蕾が少なく
例え咲いても私の住む地上20メートルまで香りが届くだろうか
咲く花の少なさに 香りの行方がとても気がかりです


今日は香り2編・・・花壇疲れか心弾まずボケボケの日々