koza207’s diary

やがて80歳を向かえる 50歳の私を懐かしく振り返ることを想い始まった  とうに感傷の時はすぎてしまい いつ迄つづくのか続けられるのか?       

白く香る


  < 今日の花 リュウキンカ >
真冬日を忘れさせてくれそうな艶やかな葉と花色です
球根で良く増えます 飛んででも行ったかと思う程
まるっきり植えた覚えがない場所に小さな芽を出しては増える


梅 たった一輪でもフワリと香り存在を知らせます
ふと香が鼻腔をくすぐると幼い日の梅の香りの想い出が蘇ります
やっと夜明けた竹やぶの傍を通ると薫ってくるのです
寒さを忘れ白く吐く息を殺して辺りを・探す・強く漂う・香り
見上げると竹に交じって古木の梅が白い花を数輪咲かせている
驚くほど白く強い香りを放っているのです
それ以来通学路の冷たさよりも梅花の良い香りが嬉しくて
特別の場所として記憶に残っています
今はもう・・・なにも・なにも・全てが・遠すぎて
ただ今も・・・梅は・香る・昔通りに・香っている >