koza207’s diary

やがて80歳を向かえる 50歳の私を懐かしく振り返ることを想い始まった  とうに感傷の時はすぎてしまい いつ迄つづくのか続けられるのか?       

預かりもの


  < 今日の 花一番地 >
最近上天気が続いて朝の光が一段と眩しく感じます
最高に涼やかな朝風の吹き込む花一番地はまだ日陰が多く
ようよう上りだした太陽の光が斜めに花々に活力を与える
夜のにおいを残した花一番地の花たちは目覚め出し
輝き出した花壇は少しづつ生き生きと呼吸を始める
オハヨウ・オハヨウ 花一番地の一日が始まります


花壇に居座り草引きを始める
道行く人たちの朝の挨拶が頭の上をとおり過ぎる
中越しに声だけ返事・・・オハヨウゴザイマ〜ス
今のは誰や?・・・アア あのお方や・・・なんて
ひとしきりで汗 のどの渇きに気づいてお茶タイム
木の間ごしにチラリ・フラリと人影が花壇に入ってくる
小声の挨拶でいつもの場所へ・・・預かりものの皐月
そっと覗き込んで満開の花びらを丁寧に手で払います
花殻を摘んでいる それはあのお方にいただいた皐月です
時折来ては ちょっと手入れをしてはお帰りになる
それ以上の挨拶もなく ユッタリ静かに立ち去る後姿
娘の誕生記念だというサツキを託されて戸惑うが
43才のサツキは花壇が有る限り花一番地で生き残るハズ
そうねえ〜 近くに花菖蒲を植えましょう