koza207’s diary

やがて80歳を向かえる 50歳の私を懐かしく振り返ることを想い始まった  とうに感傷の時はすぎてしまい いつ迄つづくのか続けられるのか?       

嶽の森に登る 2


古座川町の目玉<嶽の森>登山道の修復済んでるんやろうかちょっと不安
狭い登山道を根こそぎ倒れた木々が塞いでいたり 岩の崩落跡が見られます
台風12号の爪痕は残っていますが なんとか大丈夫のようです
岩を這うかすかな水の流れる音が しばしば聞こえ・・・やがて消え
木々の葉を撫でて通り過ぎる風の音は・・・激しく峰へ抜ける
風の音の他には何もなし・・・鳥の声?鳥の声さえも無し
雑木林を抜け 杉木立を登り 苔むす岩を乗り越える・・・静か過ぎます
静かで静かで暗い山道 生き物の気配がない暗い山道 夫も無言です・・・怖
余りの静かさに私一人がしゃべくりまわる・怖・怖い・怖いよ〜
黙ってたら其処ら辺から何か出てきそうじゃん喋ろ〜よ〜 夫は無言
夫より前に回れば行く手に 後ろに回れば後ろから何かが出てきそうで 怖〜
やがて見上げる先に巨大な岩山 ああ ここだけはお日さんが当たって明るいのです
しかし チロチロと細い水が流れ落ちる岩肌は急峻でとても危険
滑床岩だそうです 一歩また一歩と歩幅に合わせて岩肌に刻まれた跡は
その昔 炭を背負って山越えした先人が彫り上げた生活道・・・延々と続く
気が遠くなるような人々の努力と生活ぶりを忍ばせる切ない道です
その後 又もや薄暗い杉木立が続きます 頂上はいつやノン まだかいな
行けども行けども<嶽の森>コチラとピンクの目印が私らを案内する
特に猛々しい岩山をエイと登り詰めたら山頂・嶽の森