koza207’s diary

やがて80歳を向かえる 50歳の私を懐かしく振り返ることを想い始まった  とうに感傷の時はすぎてしまい いつ迄つづくのか続けられるのか?       

水源を求めて

寺の裏山に流れ出している山水
石清水が噴出して滝となっている水源は 枯れたことがないという
その水源を見てみたいと水筒を背に・・・登るので御座いますよ
水が現れるのは寺の裏山と水源近くだけ
途中は水一滴ない巨石ばかりのカラカラの沢登り 楽と言えば楽
昔は人家があった 牛を飼っていたと知識を得てきたものの
な〜んの痕跡もなく 木立と岩とに埋め尽くされた寂しい森です
頂上かと思われる頃 微かな水音 ヌメツとした大岩が三段に刻まれ三つの滝ツボ
湧出口は滝の上ですが そびえたつ一枚岩の滝ツボを前にこれ以上は進めません
無理をして事故ればえらい損害やと 清水の湧きだし口を確認するのを諦める
しかし 寺の裏山から続くポリ化の導水管は滝の上へまだ伸びております
昔はこの水源から竹の筧で水を摂り 山越えして各自の家へ水を引いたと聞く
雨や風や天変地異の度に 竹の筧を補修し水を得ていたであろう先人の生活に感嘆
それにしても アナタ
常に私が先頭切って藪を分けシダを踏み分け岩登りしてるのはな〜んで
いつも私の後ろにアナタが続いてるのはなーんで