koza207’s diary

やがて80歳を向かえる 50歳の私を懐かしく振り返ることを想い始まった  とうに感傷の時はすぎてしまい いつ迄つづくのか続けられるのか?       

山郷は霧の中


洞尾の里は梅雨の真っただ中
時に雨脚が遠のくと何処からともなく霧が湧いて來る
川面を伝い山の端を白く隠しアッと言う間に草原を包み込む
霧は飽くこともなく湧き出して台地は真っ白な世界になる
ボウと霞んだ山郷は・・・声ひとつなく静かです
冷気を含んだ霧は川の流れと共に漂い揺れて
ゆっくりと川下に流れてゆく 
呼吸をしているかのように流れて行く