枯葉の下の草イチゴ
今日のyamakazeさん
崖の斜面に 僅かに一葉の苺の葉っぱが見えて
カサカサと落ち葉に覆われた 草苺
枯葉をかき分けると 沢山の実が付いてる
ルビー色した小さな苺の実
赤い粒々が・・・枯葉の下で無数に煌めいています
枯葉の下の赤い粒は 小鳥も小動物も気付かないらしく
一月の 閑散とした 枯葉の下で 赤く光る
小さな小さなその一粒を 口にする
意外と堅い種がコリッと砕け
舌先に 甘くスッパ 草イチゴの香りが弾ける
野生の草イチゴの実は・・・思いがけない程香ります
その葉っぱは鹿も食わないので
山林の下草として茂り放題になっているというのに
つややかで見事に育った大株に実は付かない
道端や 崖の上で 著しく栄養が足りないとみられる
極限の場所でこそ実を結ぶという
不思議
大仏様の掌かと思う程デカイ・・・私の手