花々の事(紫花菜)
今日のyamakazeさん
紫花菜(ムラサキハナナ)
いつから私の側にあるのか ・・・数十年?
思いだせない位 以前から私の側にあることに間違いない<紫花菜>
うす紫の花を見るとき
この花入に出会った原点の風景が 脳裏によみがえる
春まだ浅い野辺の道
柿の若葉が爽やかな風にゆれ 葉陰を作る
ちらちら光る木漏れ日の下
うす紫の群れが一斉にゆれる
後で知ったことだが それはムラサキハナナ・・・という
この一瞬に魅せられた と言っても間違いない
花壇を作り・・・ 壊しては 移り棲む
更に花壇を作るチャンスがあっても 諦めることになり
激しかった私の花変遷を語るとき
いつもムラサキハナナが側に有った
田舎住まいをする身になっても わが身の側にあって
この春も・・・咲いた
遠い記憶にある柿の木の下の木漏れ日 とはいかないが
春を先駆けて・・・この春も咲いた
< そよ吹いて紫花菜のそよ揺るる >