干上がる支流


増水した大河の濁流から支流へ逃れた小魚達
そこは移動したが最後2,3日で干あがる運命の小さな谷川
朝に夕に細くなっていく流れはいくらもがこうとも運は尽きる
ピチピチ跳ね返っていたのはほんの5分程の事で
水に住む魚は・・・死ぬ事を免れない
また 在る朝
少ない水量で泳ぐ魚を捕えようと網を持ち駆け付けると
1匹の魚も居ない・・・という不思議
最初はどこかの地下水脈に通じて逃げたか?などと
ミステリーまがいのことを考えたりしたが
そんなことは在りよう筈も無く 自然界の掟でご臨終
狸・アナグマ・サル・カラスのいずれかに食べられた後なのです
数々の動物たちは河川の増水の後 支流が干上がることを知り
魚が採りやすい時期を今か今かと待っているという
人が起きてこない夜半や明け方いち早く・・・奴らは漁をする

朝のウォーキングで干上がった瞬間に出会い 写す
飛び跳ねる魚を拾い持ち帰ることを躊躇した・・・5分間