koza207’s diary

やがて80歳を向かえる 50歳の私を懐かしく振り返ることを想い始まった  とうに感傷の時はすぎてしまい いつ迄つづくのか続けられるのか?       

わずか一飛び

アブチロンのもりで生まれたキジ鳩の子は
何時も母鳩と一緒です
すぐ隣の皇帝ダリアに使った柵は絶好の止まり木となり
ダリアが枯れて主が無くなっても花一番地に粛然と立つ
甘えて餌をねだる様は小鳥も人の子も大して変わらず
親子の情が交差して小さな鳴き声が響いてきます
私は何時ものように オハヨーオハヨーと声かけをする
恐れる様子もなく返事をするように此方を見る母鳩
そのうち草取りに夢中になりバッタリ出会う・・・オ〜ット
ぶつかりそうになれば流石に母鳩は飛び立ちました
残された子鳩は目をキョロリ・・・慌てて母の後を追う
行く先は決まっています・・・フフフッ 
隣の枝垂れ桜の頂上まで わずかひと飛び
ゆっくりと羽繕い そして私を見下ろす