koza207’s diary

やがて80歳を向かえる 50歳の私を懐かしく振り返ることを想い始まった  とうに感傷の時はすぎてしまい いつ迄つづくのか続けられるのか?       

ここには眠れン


月に一度のお寺の清掃・・・移住者でこの地に新参の私も参加いたします
過疎地のため住職はとうにいない ・先祖を祭る檀家は数戸
もはやお寺としての体をなさなくなっております
宗派は違うが隣村の寺と統合しようかなどの話も・・・あるらしく
宗派が違えばよくもまあと墓場の中のご先祖様は大騒動されるんじゃないかい
宗派が違うのにそれはないやろと宗教に疎い私は驚く・・・ええんかな? 
古い住人にとっては菩提寺であり先祖が眠り自分もこの地に目眠るのは当然のこと
外に選択肢があるじゃなしご先祖さんの待つ所へいずれ行く道は・・・当たり前
しかし 墓場は木々に覆いつくされ草生し・苔むす景色はいかにも寂しく
私は嫌だ・・・おお嫌だ・・・ぜ〜ったいに嫌だ
せめて地域の方々とコミニュケ〜ションの場としての掃除をするが
お寺の掃除に参加する度に余りの寂しさでいたたまれなくなります
菩提寺と集う人はよしとして 墓場も寺もなにもかも木々に飲み込まれ山となる
近い将来に必ず忘れ去られていく・・・この地の寂しさは
私は嫌だ おお嫌だ こんな場所では眠られない
あの世でも眠れん位い賑やかなんがいいに決まってる・・・フフフッ
一枚岩の水槽の金魚 散歩がてらに冬場の様子を見に行くと冬眠中
まっ逆さま・・・しかも頭だけを泥に突っ込んで・・・眠っている