koza207’s diary

やがて80歳を向かえる 50歳の私を懐かしく振り返ることを想い始まった  とうに感傷の時はすぎてしまい いつ迄つづくのか続けられるのか?       

喰う寝る遊ぶ・地エビネ

今日のyamakazeさん

 

庭の蜜柑の木の下で 増えに増えて咲き誇る <地エビネ

中々渋いというか地味である・が・・・

この花が咲くと 若い日に夢中でコレクションした思いがあり

懐かしさが胸にせまる 

 

愛好者がもてはやすエビネの世界がある中で 

かつては 

アレも欲しいコレも欲しいと手中にして楽しんだ 昔もある

が ・ 今は何も残ってはいない 

時はめぐり 住み家も代わり・そして心境も代わった

 

今住んでいるこの地区は なんたって田舎というか極めて田舎

しかも 極めつきの山奥 (笑)

 

先の住人が棲まなくなって久しい家屋が多数あって

・・・廃墟ばかりの山奥の地でも 管理者はいる訳で

その方の了解を得て・・廃墟から頂いた地エビネ・・・数株

みれば あい変わらずあくまでも地味そのもの

でも私は 宝ものを見つけたように再会を喜んだ

 

アンタな~ それって綺麗か?~美しいか~?

とかなんとか言われながら数株を頂いて持ち帰る 

 

4,5年も過ぎた この春のこと

あの時エビネを散々くさしていた管理者が言うには

それッ

一本でいいから・・・分けて欲しいんだけど

4,5年前の廃屋のエビネは鹿が食いつくし すでに絶滅したのかも知れない