喰う寝る遊ぶ・地エビネ
今日のyamakazeさん
庭の蜜柑の木の下で 増えに増えて咲き誇る <地エビネ>
中々渋いというか地味である・が・・・
この花が咲くと 若い日に夢中でコレクションした思いがあり
懐かしさが胸にせまる
愛好者がもてはやすエビネの世界がある中で
かつては
アレも欲しいコレも欲しいと手中にして楽しんだ 昔もある
が ・ 今は何も残ってはいない
時はめぐり 住み家も代わり・そして心境も代わった
今住んでいるこの地区は なんたって田舎というか極めて田舎
しかも 極めつきの山奥 (笑)
先の住人が棲まなくなって久しい家屋が多数あって
・・・廃墟ばかりの山奥の地でも 管理者はいる訳で
その方の了解を得て・・廃墟から頂いた地エビネ・・・数株
みれば あい変わらずあくまでも地味そのもの
でも私は 宝ものを見つけたように再会を喜んだ
アンタな~ それって綺麗か?~美しいか~?
とかなんとか言われながら数株を頂いて持ち帰る
4,5年も過ぎた この春のこと
あの時エビネを散々くさしていた管理者が言うには
それッ
一本でいいから・・・分けて欲しいんだけど
4,5年前の廃屋のエビネは鹿が食いつくし すでに絶滅したのかも知れない